2匹目のネズミ ― 元公務員の水面浮上 ―

[実録] 前向きに公務員を辞めるも炎上していく生活をゆるく記録します。

公務員を辞めたら2

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月1日。平日より30分ほど遅く起きた土曜日でした。なんかただ週末といった感覚。前日で退職した実感が全くなかったことをはっきり覚えています。辞めたあと早寝早起きだけは徹底しようと思いました。自分の性質を考えると「久しぶりの無職だから2週間くらいゆっくりするか~」ちゅうのをやるとマズイだろうなと感じていました。もうきっともどってこれないと((笑

じゃあ辞めてからの生活について計画的であったかというと、全然です。入庁してすぐ、いやもしかしたら勤め始めるそのときから「ここでこれから40年間!」という気持ちが足りなかったにもかかわらず、転職ということについて何のアクションも起こさずに7年過ごしてしまいました。これはどうヘリクツこねようともやはり先を見据えて取り組んでおくことに越したことはありません。さらに私は恥ずかしながら元々酒飲み、3年ほど前色々重なった時期に拍車がかかり思いっきり散財しました。かっこ悪いですが6年付き合っていた彼女にフラれた時期でもありましたねえ。なので十分な蓄えもありません。努力が裏にある勇気ある退職ならいいのですが、単に金もコネもアテもない船出をしてしまいました。

しかし必死に自分を正当化するなら(させてくれ)「○○を身につけたら、○○が手に入ったらその時に公務員退職しよう」という発想ではいつまでたっても今の環境を捨てることはできなかったのです。少なくとも私は。7年もいればキツイ部署であろうと人間やはり現状を維持したいという心理に縛られるのです。なので崖から川に飛び込んだことある人はわかると思いますがあのヤケクソな感じの「エイ!!」で飛び出しました。

しかし蓄えもないので退職前2ヶ月ほどからバタつくようにクラウドソーシングのプラットフォームを利用し、ライティングの仕事を始めました。文章を作るのは嫌いではなく、また広報作成で原稿起こしから担当した経験もあったのでなんとなくです。退職後も3ヶ月ほど継続しましたがなかなか厳しいお仕事ですね。月ウン十万在宅で稼ぐ方もいらっしゃるようですが、これは心身にあまり良くないかもと思ってしまいました。

確かに10万代なら根気でいけるんかなぁ。でもそっから先のウン十万稼ぐ人はイチライターとして仕事をもらえる、つまり○○さんの名前で記事を書いてほしいという次元まで突き抜けることのできる優秀な方々なのではないでしょうか。頂く金額以上に辛かったのは自分の知識やリサーチによってできた成果物が他の会社さんの所有物として出回っているのをネット上で目にしたときですね。これは感情的な話ではなく、大きな流れの中で搾取されている側だという再確認をするからです。仕組みを使うために手数料を払い、さらに作ったものは自分の資産にならない。ここで自分は退場(負け)しました。サラリーマンの安定性がないバージョンをやってる時間は自分にはないなと。

そこで次の仕事を考えます。結論から言うとその次も失敗します。そして先にはっきりしておきますけどその後以降も今んとこ俺は成功していません。((`_´)ゞキリッ