2匹目のネズミ ― 元公務員の水面浮上 ―

[実録] 前向きに公務員を辞めるも炎上していく生活をゆるく記録します。

変化

分は怠け者で中々行動を起こせません。直感を大事にする割には腰が重く、昨日と同じ今日を過ごしがちです。

そこで今日から自分の行動を『やらなくてはならないこと』『やってしまったこと』『やれたこと』の3パターンにタグ付けして、各領域にかけている時間を集計しようと思います。

役所時代担当するプロジェクトが多く、急な出張や飛び込み業務(今日の23時までにこの調査の回答作成して出してくださいとかが複数同日に被るの辛かった)に対応できない自分をなんとかせねばとGTDとタスクシュートを実践するようになりました。

特に有効だったのはタスクシュートでした。明確になったのは、自分の仕事、いや生活にも『ルーティン』が予想以上に詰まっているということ。以前の僕は毎日とる同じ行動、例えば歯磨きのような単純作業かつ同時間帯に行うようなものをルーティンと捉えていました。

しかし全ての業務をログに取り分析すると、周期的に同じ行動をとっていることに気づきます。そして過去のどこかの時点でテンプレート化されていればもっと効率的だったと思われる業務の存在にも気づきます。

また、作業時間の平均を取ることで自分がその手の業務にどの程度の時間を要するのかという自分への知識が圧倒的に増えてきます。優先順位もよく見えてきますし、前倒しも少しずつできるようになり、飛び込みへの対応も以前よりは良くなっていきました。何より0→1の新しい試みやアイデアを出すための時間を作れるようになったのが1番の収穫でした。

さらに作業時間の見積もり精度を上げるために、業務を細分化して捉えるようになり、結果としてマニュアル作りが苦でなくなりました。

怠け癖が強い人間ですから、ログに基づく仕事改善を頭で理解しても、自分の仕事に落とし込み定着させるのに2ヶ月強ほどかかりました。が、ログ取りは今でも自分の習慣として定着しており、髪型のセット、爪切り、自宅から駅への徒歩、晩飯の調理など、さまざまな行動に要する時間・手順・出現する条件を整理する材料になっています。

しかし、ここ2年くらいはこの自分の行動分析、そしてその実績から作る1日の計画というのにコリすぎた部分がありました。

生活にかけている時間、事業にかけている時間、ライスワークにかけている時間、移動にかけている時間、交際など無形の資産にかけている時間。。。細分化しすぎて分析そのもののコストが膨らんでいくということに少しずつ煩わしさを感じ、またやり過ぎることで費用対効果が下がっているという自覚もありました。

相変わらずまとまりのない文章ですが⤵︎

引き続き細かく行動のログをとるとして、今後の分析はプロジェクト毎ではなく『やらなくてはならないこと』『やってしまったこと』『やれたこと』の3パターンだけに絞り、いかに自分の時間が『やれたこと』に使われてないかを自覚し、まずは打ちひしがれようと思います( 苦笑)

『やらなくてはならないこと』の習慣性を知り、その習慣に『やってしまったこと』が侵食していくのを極力抑え、『やれたこと』を増やす。やれたことが非日常的であればあるほどいい。いいものは習慣にしていきたい。

今はこういう気持ちで夏後半戦楽しんでいこうと思います。今月末には制作中のサイト、β版を形にしたいわぁ。